こんにちは♫
ほほえみ歯科名古屋院 歯科助手です!
本日は、前回の続きで歯磨き粉の秘密をお話ししていこうと思います(^_^)♫
歯磨き粉シリーズです!
むし歯や歯周病予防には、「食べたすぐ後に歯磨きを」と思ってはいませんか、、?
食後の歯磨きはとても大切ですが、磨くタイミングを誤ると逆に歯を弱くしてしまうことがあります。ではベストなタイミングとはいつでしょうか!
理想の歯磨きのタイミングは食後30分経ってから!!
実は、食後すぐではなく、30分~1時間程度あけてからの歯磨きが、1番リスクの少ない歯磨きのタイミングになります^ ^
なぜ、30分〜1時間置く必要があるのでしょうか?
食事を行うとすぐに、口の中が通常は中性・弱酸性の状態から酸性の状態になります。
酸性の状態になることを脱灰(だっかい)といいます。
その状態で歯を磨く事によって歯面を傷つけたり、さらに脱灰を進めてしまう可能性がでてきます。
脱灰が進むとエナメル質を溶かし、そこからむし歯になっていきます。…。
そして、毎日の歯みがきの際、歯磨剤を使用している方が多くいらっしゃると思います!
なんと…!!
この歯磨剤や洗口剤に広く使われている複数の成分(ラウリル硫酸ナトリウム、テトラデセンスルホン酸ナトリウム、ラウロイルメチルタウリン酸ナトリウム等)が、新型コロナウィルスの身体への侵入や結合をブロックする可能性が明らかになりました(^_^)
さらに、お口の中を常に潤している唾液には、IgA抗体という成分があり、インフルエンザや新型コロナウィルスをブロックし感染を予防してくれています!
多くの歯磨剤に含まれているこれらの成分は、IgA抗体の活性には影響を与えず、身体の免疫機能を阻害せずに、ウィルスの侵入を防ぐことがわかりました。
このように口腔内に侵入したウィルスは、歯磨剤を用いた歯みがきで感染を予防できる可能性があります。
また既に口腔に感染している新型コロナウィルスは、歯磨剤を用いた歯みがきでウィルス量を減少させることも期待されています。
歯みがきの際に歯磨剤を使うことで、スッキリした爽快感とともに、口臭予防、虫歯予防、歯周病予防、歯肉のマッサージ、そしてウィルスの感染予防にも一役買っているのです!(^_^)
これからも続くwithコロナの時代に、歯磨剤を用いた歯みがきは、虫歯や歯周病の予防と同時に、化学の力によりウィルス感染対策という新しい役割が見いだせたのではないでしょうか…?
マスクとともに歯みがきは誰でも気軽にできる感染予防の第一歩です。ぜひ日々の歯みがきを積極的に行い、感染対策していきましょう!