こんにちは!!
皆さん、新たな病気を起こさないためにも日頃から気をつけていきましょう!!
歯周病を治療すると
糖尿病も良くなります!!
●歯周病は網膜症・腎症・神経障害・心筋梗塞・脳梗塞についで、糖尿病の第6番目の合併症といわれていて、糖尿病が歯周病を引き起こすことはよく知られていました。
最近では、歯周病を改善すると糖尿病の状態もよくなるというデータも発表されているそうです。
【歯周病が糖尿病を引き起こしたり
悪化させることもある!?
●糖尿病の方は免疫力が低下して、歯ぐきの炎症をが起こりやすくなるので、糖尿病が歯周病をもたらして悪化させると言われているそうです。
さらに、歯周病が酷くなってしまうと、炎症によって出てくる物質TNF-α(炎症性サイトカイン・生理活性物質)がインスリンの血糖値をコントロールする働きを妨げて、糖尿病の状態を悪くすると言われています。
歯周病が糖尿病を引き起こす
メカニズム
炎 症
↓
TNF-α
✖️インスリン✖️
↓
すい臓
●歯ぐきの炎症によってTNF-αが出てくる
●歯周病が酷くなって炎症が続いてしまうと、TNF-αが増えて血液中に流れ込んで、CRP値が上昇します
●血液中にTNF-αが増えすぎてしまうと、インスリンの働きが妨げられます
↓
高血糖
↓
糖尿病
TNF-α
炎症性サイトカインの一つで、もともと腫瘍を壊死させる働きがあるサイトカインとして発見されたそうです。
TNF-αが増えすぎてしまうと、インスリンの働きを妨げると言われています。
炎症性サイトカインとは?
サイトカインは細胞から出てくるタンパクでそれに対する受容体をもつ細胞に働きかけて細胞を増やしたり、機能させたりする。
炎症によって出てくるサイトカインを炎症性サイトカインと言います。
インスリン
インスリンはすい臓で分泌されるホルモンです。血糖をコントロールします。
歯周病予防は心臓の
病気も防ぎます!!
歯周病が悪化して、歯周病菌が血液中に流れ込んで心臓の内膜に歯周病菌が付着すると、心内膜炎という心臓病を引き起こすことがあります。この病気は、死に至ることもある大変危険な病気です。さらに、歯周病が狭心症・心筋梗塞などの心臓病気のリスクを高めることもわかってきているそうです。
動脈硬化・狭心症・心筋梗塞などの
心臓病のリスクを高める
動脈硬化とは、血管が厚く硬くなって血管の内側が狭くなってしまう病気です。
これが、心臓の筋肉に栄養を送る冠動脈に起こり、血管が狭くなったり(狭心症)・詰まったりする(心筋梗塞)のが虚血性の心臓病です。
歯周病菌が動脈硬化を起こしている血管に付着すると、血管を狭める作用を促進すると考えられています。それが冠動脈で起これば、虚血性の心臓病となります。動脈硬化を起こしている血管の細胞から歯周病菌が検出されているそうです。
歯周病が酷いと歯周病菌が心臓までに達している人が多いので気をつけましょう!!
お困りなことや質問などありましたら、ご気軽に当院までお問い合わせください。