こんにちは!!
歯周病は深刻な病気をもたらすことも!?
【認知症とも深く関係】についてです。
認知症とは?
ちょっとした物忘れから始まり、日にちを間違えたり、場所・人の名前・時間などを覚えられなくなったり、さらには妄想まで現れてしまうといった脳の病気です。誰もが予防したい病気ですが、歯周病を防ぐことは認知症を予防することにもつながっていきます。
歯周病対策で脳卒中を防ぐことが認知症を減らします。
認知症には脳血管性とアルツハイマー型の2種類があります。
脳血管性認知症の原因は脳卒中です。脳卒中は動脈硬化が脳の血管で起こるもので、予防には動脈硬化を防ぐことが大事なポイントです!!
歯周病菌が動脈硬化を促進するので、歯周病を防いで動脈硬化のリスクを減らすことが脳血管性の認知症のリスクを減らすことになるそうです。
アルツハイマー型認知症も歯周病が関係している!?
アルツハイマー型認知症は脳に萎縮が見られるのが特徴の病気です。
CT(コンピュータ断層撮影)画像検査で、残っている歯が少ない人ほど脳の萎縮が進んでいたそうです。さらに、アルツハイマー型認知症の人の方が健康な人よりも残っている歯が少なかったそうです。噛むことが脳を活性化することもわかってきています。噛むことで刺激が歯根膜から脳に伝わって、アセチルコリンを増やすというものです。この伝達物質の量が減るとアルツハイマー型認知症を引き起こす原因になると考えられています。
歯周病を予防して歯を保っていくことはアルツハイマー型認知症を防ぐことにも影響しています。
残存歯数とアルツハイマー型認知症の関係
(平均年齢70歳後半、残存歯は平均本数)
●アルツハイマー型
認知症の人(36人) → 3本
●脳血管性
認知症の人(39人)
→6本
●健康な高齢者(78人)→9本
歯周病が深刻な病気をもたらすことも!?
肺炎は死に至る病気です
高齢者が亡くなってしまう原因として、もっとも多いのが肺炎です。
その中でも多く占めると言われているのが、食べ物や唾液が誤って肺に入ってしまう【誤嚥性肺炎】です。これも歯周病菌が大きな原因となっています。
肺炎を起こす歯周病菌
肺炎は肺にウイルス・細菌などが感染して肺に炎症が起こる病気です。
【誤嚥性肺炎】とは食べ物や唾液が誤って肺に流れ込んでしまうことで、口の中の細菌によって起こる肺炎と言います。
高齢者・寝たきりの人・脳卒中の後遺症などで飲み込む力が衰えている人に多く発生しています。誤嚥性肺炎を起こした人から歯周病菌が多く見つかっているので歯周病菌が誤嚥性肺炎の重大な原因の一つとして考えられているそうです。
口の中を清潔にして、歯周病を予防することが
肺炎を防いで命を救うことにもつながっていきます!!
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