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知覚過敏の治療法


こんにちは!  ほほえみ歯科名古屋院です!!

はじめに

知覚過敏は、冷たいものや熱いもの、甘いものや酸っぱいものを口にしたときに感じる鋭い痛みとして知られています。この状態は、多くの人々にとって日常生活における大きな不快感を引き起こす原因となっています。知覚過敏の原因はさまざまであり、その治療法も多岐にわたります。この文章では、知覚過敏の原因と治療法について詳しく説明します。

知覚過敏とは

知覚過敏の症状

知覚過敏の主な症状は、特定の刺激(温度の変化、酸性や甘味の食べ物、歯ブラシの摩擦など)による一過性の鋭い痛みです。この痛みは短時間で消えることが多いですが、繰り返し発生することで大きな不快感をもたらします。

知覚過敏の原因

知覚過敏の原因は主に以下の通りです:

  • 歯のエナメル質の摩耗:過度なブラッシングや研磨剤の強い歯磨き粉の使用によるエナメル質の摩耗。
  • 歯茎の退縮:加齢や歯周病による歯茎の後退。
  • 歯の亀裂:噛みしめや歯ぎしりによる歯の亀裂。
  • 酸蝕症:酸性の飲食物(ソフトドリンク、柑橘類など)の摂取によるエナメル質の溶解。

知覚過敏の予防

知覚過敏の予防は、適切な口腔ケアとライフスタイルの改善により可能です。

適切なブラッシング

適切なブラッシングは、知覚過敏の予防に不可欠です。以下のポイントを守ることで、歯の健康を維持し、知覚過敏を防ぐことができます。

  • 柔らかい歯ブラシを使用:硬い歯ブラシはエナメル質を傷つける可能性があるため、柔らかいブラシを使用しましょう。
  • 正しいブラッシング方法:優しく小さな円を描くようにブラッシングし、過度な力を避けます。
  • フッ素配合の歯磨き粉を使用:フッ素はエナメル質を強化し、知覚過敏を防ぐ効果があります。

食生活の改善

食生活の改善も知覚過敏の予防に役立ちます。酸性の飲食物を控え、バランスの取れた食事を心掛けましょう。

  • 酸性飲食物の摂取を控える:ソフトドリンクや柑橘類などの酸性飲食物はエナメル質を溶かす原因となるため、摂取を控えることが推奨されます。
  • バランスの取れた食事:カルシウムやビタミンDを豊富に含む食品を摂取し、歯と骨を強化します。

知覚過敏の治療法

知覚過敏の治療法は、その原因や症状の程度によって異なります。以下に、主な治療法を紹介します。

市販の知覚過敏用歯磨き粉

知覚過敏用の歯磨き粉は、市販されている最も一般的な治療法の一つです。これらの歯磨き粉には、痛みを軽減する成分が含まれており、定期的に使用することで症状が改善されることがあります。

  • 硝酸カリウム:神経の過剰な反応を抑制し、痛みを和らげる効果があります。
  • フッ化物:エナメル質を強化し、歯の感受性を低下させます。

フッ素治療

歯科医院でのフッ素治療は、エナメル質を強化し、知覚過敏を軽減する効果があります。フッ素は、歯の再石灰化を促進し、歯の感受性を低下させるために使用されます。

  • フッ素ジェルやフッ素ワニス:歯科医が歯に直接塗布することで、効果を高めます。
  • フッ素洗口剤:家庭での使用が可能で、定期的に使用することで効果が持続します。

デンタルシーラント

デンタルシーラントは、歯の表面に保護層を形成する治療法です。これにより、歯の感受性が低下し、知覚過敏の症状が軽減されます。

  • シーラント材の塗布:歯科医が歯の表面に薄いプラスチックの保護層を塗布します。この層が歯を保護し、刺激から守ります。

レーザー治療

レーザー治療は、知覚過敏の症状を軽減するために使用される最新の治療法の一つです。レーザーは、歯の神経を過剰に反応させる要因を取り除く効果があります。

  • レーザー照射:歯科医が特定のレーザーを使用して、知覚過敏の原因となる部分に照射します。これにより、痛みの伝達が抑えられます。

歯茎の治療

歯茎の退縮が原因で知覚過敏が生じている場合、歯茎の治療が必要です。歯茎を健康な状態に戻すことで、歯の根元が保護され、知覚過敏が軽減されます。

  • 歯周病治療:歯周病が原因の場合、歯周病の治療を行い、歯茎の健康を取り戻します。
  • 歯肉移植手術:重度の退縮の場合、歯肉移植手術を行うことがあります。これは、患者自身の口腔内の健康な歯肉を移植することで行われます。

自宅でできる知覚過敏対策

知覚過敏の症状を軽減するためには、日常的なケアも重要です。以下に、自宅でできる対策を紹介します。

正しい歯磨き方法の実践

知覚過敏の予防と治療には、正しい歯磨き方法が不可欠です。適切な歯磨きの習慣を身につけることで、症状を軽減し、予防することができます。

  • 適切な歯ブラシの選択:柔らかい毛の歯ブラシを使用し、歯茎を傷つけないようにします。
  • 軽い力で磨く:強く磨きすぎないようにし、優しく磨くことを心掛けます。

知覚過敏用歯磨き粉の使用

市販の知覚過敏用歯磨き粉を定期的に使用することで、痛みを軽減することができます。これらの歯磨き粉は、特定の成分が含まれており、知覚過敏の症状を和らげる効果があります。

  • 硝酸カリウム配合:知覚過敏用歯磨き粉には、硝酸カリウムが含まれていることが多く、神経の過剰反応を抑える効果があります。

食生活の見直し

酸性の食品や飲料を控えることも、知覚過敏の症状を軽減するために重要です。酸性の食品はエナメル質を溶かし、知覚過敏の原因となるため、注意が必要です。

  • 酸性飲料の制限:ソフトドリンクや果汁飲料の摂取を控え、水やお茶などを選ぶようにします。
  • バランスの取れた食事:カルシウムやビタミンDを含む食品を積極的に摂取し、歯と骨の健康を維持します。

歯科医との連携

知覚過敏の治療には、歯科医との連携が重要です。定期的な歯科検診を受け、専門家のアドバイスを受けることで、症状を適切に管理することができます。

定期検診の重要性

定期的な歯科検診は、知覚過敏の早期発見と治療に役立ちます。歯科医は、口腔内の状態をチェックし、適切な治療を提供します。

  • プロフェッショナルクリーニング:定期的なクリーニングにより、歯垢や歯石を除去し、歯の健康を維持します。
  • フッ素治療:歯科医院でのフッ素治療は、エナメル質を強化し、知覚過敏の症状を軽減します。

専門家のアドバイス

歯科医や歯科衛生士からのアドバイスを受けることで、日常のケア方法や予防策を学ぶことができます。適切なアドバイスを受けることで、知覚過敏の症状を効果的に管理することができます。

  • 個別のケアプラン:歯科医が患者の個別の状態に応じたケアプランを提供し、最適な治療法を提案します。

まとめ

知覚過敏は、多くの人々にとって日常生活における大きな不快感を引き起こす問題です。しかし、適切な予防策と治療法を実践することで、症状を効果的に管理し、快適な生活を送ることが可能です。正しい歯磨き方法、適切な歯磨き粉の使用、食生活の見直し、定期的な歯科検診などを通じて、知覚過敏のリスクを低減し、健康な口腔環境を維持しましょう。専門家のアドバイスを活用し、自分に合ったケアを続けることが重要です。

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