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親子でできる楽しい歯みがき習慣:子どもが喜んで歯を磨くようになる工夫


親子でできる楽しい歯みがき習慣:子どもが喜んで歯を磨くようになる工夫

はじめに

「歯を磨きなさい」と何度言っても子どもが言うことを聞かない、毎晩歯磨きタイムが親子のバトルになっている、そんな悩みを抱えている保護者の方は多いのではないでしょうか。歯磨きは子どもの健康にとって非常に重要ですが、嫌がる子どもに無理やり歯を磨かせるのはストレスです。しかし、少しの工夫で、歯磨きを楽しい時間に変えることができます。子どもは遊びの中で学ぶことが得意です。歯磨きをゲームや遊びの一部として取り入れることで、自然と習慣化できます。この記事では、年齢別の歯磨きのポイント、子どもが喜ぶ楽しい工夫、おすすめのグッズ、親子で楽しめる歯磨きの方法について詳しく解説します。歯磨きを親子のコミュニケーションの時間として楽しみ、子どもの健康な歯を守りましょう。

年齢別の歯磨きのポイント

0歳から1歳:歯が生え始めたら

最初の乳歯が生えてきたら、歯磨きのスタートです。この時期は、ガーゼや綿棒で優しく拭く程度で構いません。徐々に乳児用の柔らかい歯ブラシに慣れさせていきましょう。歯ブラシを口に入れることに慣れさせることが目標です。

1歳から3歳:自分で磨く練習

この時期は、自分で歯ブラシを持ちたがるようになります。まずは自由に持たせて、磨く真似をさせましょう。ただし、まだ十分には磨けないため、保護者による仕上げ磨きが必須です。

3歳から6歳:正しい磨き方を学ぶ

少しずつ正しいブラッシング方法を教えていきます。ただし、まだ細かい部分は磨けないため、引き続き仕上げ磨きが重要です。6歳臼歯が生えてくる時期でもあり、特に注意が必要です。

小学生:自立への準備

小学校低学年のうちは、まだ仕上げ磨きを続けましょう。高学年になると自分でしっかり磨けるようになりますが、時々チェックして磨き残しがないか確認することが大切です。

歯磨きを楽しくする基本的な考え方

無理強いしない

嫌がっているのに無理やり磨くと、歯磨きがさらに嫌いになります。少しずつ慣れさせることが大切です。今日はここまでできた、というスモールステップで進めましょう。

褒めて伸ばす

少しでもできたら、大げさなくらい褒めましょう。「上手にできたね」「お口の中がピカピカになったね」など、ポジティブな言葉をかけます。

楽しい雰囲気を作る

歯磨きタイムを特別な楽しい時間にしましょう。笑顔で楽しく接することで、子どもも歯磨きに前向きになります。

一緒に磨く

親が楽しそうに歯を磨く姿を見せることで、子どもも真似したくなります。家族みんなで一緒に磨く習慣をつけましょう。

楽しい歯磨きの工夫

歯磨きの歌を歌う

歯磨きの歌を歌いながら磨くと、楽しい雰囲気になります。市販の歯磨きの歌を使っても良いですし、オリジナルの歌を作っても楽しいです。「シュッシュッシュッ」「ゴシゴシゴシ」など、擬音語を入れると子どもは喜びます。

歌の長さで磨く時間の目安にもなります。1曲分しっかり磨く、という習慣をつけましょう。

歯磨きアプリの活用

スマートフォンやタブレットの歯磨きアプリを使うと、ゲーム感覚で歯磨きができます。キャラクターが応援してくれたり、磨いた時間が記録されたりするアプリがあります。ただし、画面を見すぎないよう、時間を決めて使用しましょう。

タイマーやストップウォッチ

砂時計やキッチンタイマーを使って、「この砂が全部落ちるまで磨こうね」とゲーム感覚にします。3分間の砂時計がおすすめです。

鏡を見ながら磨く

子ども用の手鏡を持たせて、自分の歯を見ながら磨かせます。「どこが汚れているかな?」「白くなってきたね!」と声をかけながら進めましょう。

お人形やぬいぐるみと一緒に

お気に入りのぬいぐるみの歯も一緒に磨く真似をします。「くまさんも歯磨きしようね」と言うと、子どもも楽しんで自分も磨くようになります。

ご褒美シールやスタンプカード

歯磨きができたら、カレンダーにシールを貼ったり、スタンプカードにスタンプを押したりします。シールが増えていくのが楽しみになり、毎日続けるモチベーションになります。一定数溜まったら、小さなご褒美(絵本、公園で遊ぶなど)を用意するのも効果的です。

お話を作る

「お口の中にばい菌がいるよ。やっつけに行こう!」とストーリーを作りながら磨きます。「右の奥歯にばい菌発見!シュッシュッでやっつけるぞ」など、冒険物語風にすると楽しめます。

役割交代

時には子どもに保護者の歯を磨かせてあげます。「今日はママの歯を磨いてくれる?」と頼むと、子どもは責任感を持って取り組みます。その後、「じゃあ今度は○○ちゃんの番ね」と自然に移行できます。

おすすめの歯磨きグッズ

キャラクター歯ブラシ

子どもの好きなキャラクターの歯ブラシを選ばせましょう。自分で選んだものは、愛着が湧いて使いたくなります。

電動歯ブラシ

子ども用の電動歯ブラシは、振動が楽しく、短時間で効率的に磨けます。音楽が鳴るタイプもあり、歯磨き時間を楽しくしてくれます。

カラフルな歯磨き粉

子ども用のフルーツ味の歯磨き粉は、歯磨きを楽しくしてくれます。ただし、フッ素入りのものを選び、使用量は年齢に応じて適切に管理しましょう。

うがいコップ

お気に入りのキャラクターのコップを用意することで、歯磨きタイムが特別なものになります。

歯磨きカレンダー

市販の歯磨きカレンダーや、手作りのカレンダーで、毎日の歯磨きを記録しましょう。達成感が得られます。

仕上げ磨きのコツ

リラックスした雰囲気で

仕上げ磨きは、子どもにとって少し退屈な時間かもしれません。優しく声をかけながら、リラックスした雰囲気で行いましょう。

寝転がせて磨く

保護者の膝の上に子どもの頭を乗せて、寝転がった状態で磨くと、口の中がよく見えて磨きやすくなります。

順番を決める

毎回同じ順番で磨くことで、磨き残しを防げます。「右上から始めて、左上、左下、右下」など、順番を決めましょう。

痛くないように優しく

力を入れすぎると痛がります。歯ブラシはペンを持つように軽く持ち、優しく小刻みに動かしましょう。

会話を楽しむ

「今日は何が楽しかった?」など、会話をしながら磨くと、子どもも退屈しません。ただし、話しすぎて口を動かすと磨きにくいので、バランスを取りましょう。

歯磨きを嫌がる原因と対策

口の中に異物が入るのが嫌

徐々に慣れさせることが大切です。最初は歯ブラシをくわえるだけ、次は1本だけ磨くなど、段階的に進めましょう。

歯ブラシの感触が嫌

歯ブラシの毛の硬さや大きさが合っていないかもしれません。いくつか試して、子どもが気に入るものを見つけましょう。

長時間じっとしているのが苦痛

最初は短時間から始め、徐々に時間を延ばしていきましょう。歌やアプリを使って、時間が経つのを早く感じさせる工夫も有効です。

過去に痛かった経験

力を入れすぎて痛かった経験があると、トラウマになります。「痛くしないよ」と声をかけ、本当に優しく磨くことを徹底しましょう。

歯科医院での検診も楽しく

定期的な歯科検診も、子どもの歯の健康には欠かせません。歯科医院を怖い場所ではなく、歯をピカピカにしてくれる楽しい場所として認識してもらいましょう。

検診の後は、「よく頑張ったね」と褒め、帰りに公園に寄るなど、楽しいことを結びつけると、次回も前向きに通えます。

まとめ

親子で楽しく歯磨き習慣を身につけるためには、無理強いせず、褒めて伸ばし、楽しい雰囲気を作ることが大切です。歯磨きの歌を歌う、アプリを活用する、お話を作る、ご褒美シールを使うなど、様々な工夫で歯磨きを楽しい時間に変えることができます。年齢に応じた適切なアプローチと、小学校低学年までの仕上げ磨きの継続が、子どもの歯の健康を守ります。歯磨きを親子のコミュニケーションの時間として楽しみ、一生涯の良い習慣を育てましょう。子どもの笑顔と健康な歯のために、今日から楽しい歯磨きタイムを始めてみませんか。

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