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かき氷シロップで虫歯になる?知っておきたいリスクと楽しみ方


夏の暑い日に食べるかき氷は、涼を感じられる季節の楽しみの一つです。イチゴやメロン、ブルーハワイなど、色とりどりのシロップをかけて楽しむ方も多いのではないでしょうか。しかし、「かき氷を食べると虫歯になりやすい」という話を耳にしたことはありませんか。今回は、かき氷シロップと虫歯の関係について詳しく解説していきます。

かき氷シロップが虫歯に関係する理由

虫歯は、口の中の虫歯菌が糖分を分解して酸を作り出し、その酸によって歯が溶かされることで発生します。かき氷にかけるシロップには、一般的に多くの糖分が含まれており、この糖分が虫歯菌の栄養源となることで、虫歯のリスクを高める可能性があります。

かき氷のシロップは、それ自体が濃縮された甘い液体であり、氷にかけることで口の中全体に糖分が行き渡りやすくなります。かき氷を食べる際、糖分を含んだシロップが溶けた氷とともに口の中に広がることで、歯の表面に糖分が付着しやすい状態が作られてしまうのです。

かき氷が虫歯リスクを高めやすい理由

1.糖分の摂取量が多くなりやすい

かき氷のシロップは、想像以上に糖分の濃度が高いことがあります。一見さっぱりとした印象のある食べ物ですが、シロップの糖分量は決して少なくありません。

2.口の中で溶けながら長時間かけて食べる

かき氷は、氷が溶けるのを待ちながら、比較的長い時間をかけて食べることが多い食べ物です。この食べ方によって、糖分を含んだシロップが口の中に留まる時間が長くなり、虫歯菌が糖分を分解して酸を作り出す時間も長引いてしまいます。

3.歯の隅々にまで糖分が行き渡りやすい

シロップは液体状であるため、氷と一緒に溶けながら、歯と歯の間や歯の表面全体に行き渡りやすいという特徴があります。通常の固形の甘いお菓子よりも、口腔内全体に糖分が広がりやすいともいえます。

4.暑さで食べる頻度が増える

夏場は複数回にわたってかき氷を食べる機会が増えることもあり、糖分の摂取頻度自体が高まりやすくなります。虫歯は、糖分を摂取する頻度が高いほどリスクが高まる傾向があるため、注意が必要です。

5.冷たさによる知覚過敏との重なり

かき氷は冷たさによって知覚過敏の症状を引き起こしやすい食べ物でもあります。すでに歯にダメージがある状態でシロップの糖分にもさらされることで、複合的な負担がかかることも考えられます。

シロップの種類による違い

果汁を使用したシロップ

イチゴ味やレモン味など、果汁由来の風味を持つシロップの中には、酸味成分が含まれているものもあります。糖分に加えて酸性度も高い場合、虫歯のリスクだけでなく、歯の表面のエナメル質が溶ける「酸蝕」のリスクも重なる可能性があります。

練乳などの追加トッピング

かき氷に練乳をかける場合、さらに糖分が追加されることになり、全体としての糖分摂取量が増加します。

かき氷を楽しみながら虫歯を予防する対策

シロップの量を調整する

かき氷を注文する際、シロップを控えめにしてもらう、または少なめにかけるようにすることで、糖分の摂取量を抑えることができます。

食べる時間を意識する

だらだらと長時間かけて食べるのではなく、ある程度のペースで食べきることを意識することで、口の中が糖分にさらされる時間を短縮できます。

食後は水で口をすすぐ

かき氷を食べた後は、水で軽く口をすすぐことで、口腔内に残った糖分をある程度洗い流す効果が期待できます。

食後はできるだけ早めに歯磨きをする

自宅で食べる場合は、食べた後にできるだけ早めに歯磨きを行いましょう。外出先で食べた場合も、帰宅後は丁寧なケアを心がけることが大切です。

頻度を見直す

かき氷を完全に控える必要はありませんが、毎日のように食べる習慣がある場合は、頻度を見直すことも一つの選択肢です。

フッ素配合の歯磨き粉を活用する

フッ素には歯の再石灰化を促す効果があり、糖分や酸によるダメージを受けた歯質を修復しやすい状態に整えることができます。

知覚過敏の症状がある場合の注意点

かき氷を食べる際に歯がしみる症状がある場合、知覚過敏が進行している可能性があります。以下のような工夫を取り入れてみましょう。

少量ずつゆっくり食べる

一気に大きな氷を口に入れるのではなく、少量ずつゆっくりと食べることで、歯への急激な温度刺激を和らげることができます。

知覚過敏用の歯磨き粉を使用する

日頃から知覚過敏用の歯磨き粉を使用することで、症状の緩和につながることがあります。

子どものかき氷摂取における注意点

子どもの歯、特に乳歯や生えたばかりの永久歯はエナメル質が薄く、虫歯の進行スピードが速いという特徴があります。子どもがかき氷を楽しむ際は、以下のような工夫を取り入れるとよいでしょう。

シロップの量を控えめにする

子ども用に注文する際は、シロップを少なめにしてもらうよう工夫してみましょう。

食べた後は仕上げ磨きを丁寧に行う

子ども自身の歯磨きだけでは磨き残しが出やすいため、かき氷を食べた後は保護者による仕上げ磨きを丁寧に行いましょう。

こんな場合は歯科医院に相談を

以下のような症状がある場合は、歯科医院への相談を検討しましょう。

・冷たいものがしみるようになった
・歯に黒っぽい変色や穴が見られる
・虫歯が急に増えた気がする
・口の中がネバネバする感じが続いている

まとめ

かき氷のシロップには多くの糖分が含まれており、口の中で溶けながら長時間かけて食べるという食べ方も相まって、虫歯のリスクを高めやすい食べ物といえます。シロップの量を控えめにする、食べる時間を意識する、食後は水で口をすすぎできるだけ早めに歯磨きをするといった対策を取り入れることで、かき氷を楽しみながらも虫歯のリスクを軽減することができます。暑い夏の楽しみであるかき氷を、上手に付き合いながら味わっていきましょう。

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