こんにちは!!
名古屋市港区のほほえみ歯科名古屋院 です。
朝、起きた時、顎が疲れた〜って感じた事はないですか?
また家族に歯ぎしりがうるさい!!と言われた事はないですか?
今回は歯ぎしりやくいしばりについてお話します!
歯ぎしりやくいしばりは
別名[ブラキシズム(口腔内悪習慣)]と呼ばれます。
歯ぎしりやくいしばりはほとんどの人に見られる癖で自分ではなかなか気づきにくいものです。
歯ぎしり、くいしばりには
4種類あります。
①グライディング
一般的な歯ぎしりで上下の歯を左右にこすり合わせます。就寝中に起こりやすく《ギリギリ》という音が鳴るのが特徴です。
②タッピング
上下の歯をぶつけ合います。
下顎を上下に動かすため《カチカチ》という音が鳴るのが特徴です。
③クレンチング
上下の歯を強く噛み締めます。
仕事やスポーツの時などの日常生活で歯をくいしばる状態が習慣化している人が多いです。
④ナッシング
歯の特定部分で擦り合わせます。
就寝時に起こり《キリキリ》《キシキシ》ときしむ音がするのが特徴です。
特定部位で擦れ合わせるため、歯の一部分だけが徐々に擦り減っていきます。
原因はなんでしょう?
①一般的には中枢性のストレス
②噛み合わせなどにより顎の筋肉の緊張がアンバランスとなっている。
③虫歯で歯が痛む。
④高さが不適合な金属が入っている。
⑤歯の抜きっぱなしなどによる噛み合わせの狂いがある。
精神的、肉体的なストレスでブラキシズムは増強されますが歯ぎしりや食いしばりをすることで不安や憂鬱なストレスを発散させています。
歯ぎしり、くいしばりによって
起こり得る問題点
・歯の咬耗
・歯の表面のエナメル質が剥がれ象牙質が露れ、知覚過敏になることがあります。
・歯周組織の損傷(歯肉炎や歯周炎)
・骨隆起···歯の周りの骨が異常に突出してきます。
・顎関節症···顎を動かすと音が鳴る。痛み。口が開けにくい。
・睡眠障害(熟睡できない)
・睡眠時無呼吸症候群
・肩こり、頭痛、腰痛、耳鳴り、しびれ等
歯ぎしりやくいしばりで
さまざまな症状がでます。
次に治療方法です。
1、治療してある金属などの咬合調整
お口全体のかみ合わせの調整
2、マウスピースをつけて歯ぎしりによる歯や顎へのダメージを軽減
3、適度に運動などをしてストレス発散をする。
ストレスのコントロールをする。
ちなみに子供の歯ぎしりは大人と違い、病気やストレスが原因ではなく成長の過程で起きる現象です。
成長に伴う噛み合わせのズレを脳が修正しようとして起こる生理的なものなので様子を見ても大丈夫です!
でも不安や心配なら歯医者で検診を兼ねてご相談してください。