こんにちは♫
ほほえみ歯科名古屋院の歯科助手です!
今日は親知らずについてお話しします!
みなさん「親知らず」はご存知ですか?
前歯から数えて8番目にある奥歯を「親知らず」といいます!
個人差がありますが、親知らずは、10歳ごろにアゴの骨の中で形ができ始め、お口の中へは20歳ごろに生えてきます。
しかし、上下4本の親知らずがすべて生えそろっているのは、現代日本人では36%だそうです…!
親知らずは、他の永久歯よりも極端に遅れて生えてくるため、生え出る場所が不足し、位置異常を起こしやすく、斜めに生えてきてしまったり、歯肉に埋まったまま「埋伏」したりすることがあります。
そして、親知らずによる病気もあるのです…。
親知らずが斜めに生えてきて、歯肉に半分埋まった「半埋伏」状態では、親知らずの周りが「不潔」になりやすく、親知らずだけでなく、なんと、その手前の歯!そこまで虫歯や歯周病になることがあります…(T T)
親知らずの周囲の歯肉が、急に赤く腫れて痛くなることがあります。
20〜30代によく見られますが、60歳を過ぎてもたまに痛みが増したりする方がいます。
これが悪化してしまうと、顔まで腫れて、口が開きにくくなったり、喉が痛くなったり、首や胸まで炎症が広がれば、命に関わることもあります。
親知らずは抜いたほうがいいのか?それとも抜かずに残しておいた方がいいのか…
悩まれる方も沢山いらっしゃると思いますが、基本的に正常に生えてきて機能している場合や、将来的に利用する可能性がある場合は、抜歯せずに残しておいた方が良い場合もあります♫
抜くリスク、抜かないリスク、どちらも十分に比較して、歯科医師と相談して判断されるのがベストだと思います!
ちなみに、親知らずを抜かないリスクとして、
親知らずの病気、つまり虫歯や歯周病が悪化するリスクがあります。
痛みがあるということは、虫歯だったり、腫れていたりと、何か原因があるので繰り返す前に抜歯を前向きに検討していただきます。
抜いてしまうと、その後の痛みだったりからは抜け出せますが、抜いた後の腫れや痛みは3日ほど続くと言われています(T T)
出血も2日程度はありますが、ガーゼを噛んだりして圧迫止血してください。
頬が丸く腫れてしまう方もいますが、その腫れも次第に治まってきます。
ちなみに、親知らずの横にある歯は使い続けてほしい歯なので、親知らずのところもしっかり歯磨きをしていただいて、歯を健康にしていきましょう〜!
親知らずのご相談もご気軽にお声かけくださいね♫