こんにちは♫
ほほえみ歯科名古屋院 歯科助手です!!
本日は、「過剰歯」についてお話ししていこうと思います(^_^)
みなさま、過剰歯ということばはきいたことありますか??
「“カジョウシ”があるかもしれない」
小児歯科医の先生や、学校での歯科検診で、そう言われて『カジョウシとは?』とあなたは固まってしまったところではないでしょうか!
漢字では「過剰歯」と書きますが、集団検診では見つかりにくい厄介者なのです( ; ; )
お子さんの歯が一体どんな状態になっていて、どのような問題があるのか、まとめて紹介していきます!
「過剰歯(かじょうし)」とは乳歯20本・永久歯28〜32本より多く生えてきた歯のことを、言います!
人の歯は、乳歯なら20本、永久歯なら28〜32本が通常の本数なのですが、それよりも多くできてしまった歯を過剰歯と呼ぶのです!
30〜40人に1人ぐらいの割合で過剰歯がある人がいて、そこまで珍しいわけでもありません
( ◠‿◠ )
女性よりも男性の方が多くみられる症状とはいわれますが、原因がはっきりとは分かっていません。。。( ; ; )
過剰歯が見つかった場合は、歯科医院での抜歯によって対処するのが基本です、
正常な歯と逆向きに生えてくる「逆性過剰歯」
や真横を向いている「水平埋伏歯」
同じ方向に生えてくる(順正過剰歯)
など、いろいろなものがありますが、隣在する歯に影響がなく口の中に生えてきそうであれば生え出てから抜くのが多いです!
ただ過剰歯の生え方だけでなく、永久歯への影響なども考慮する必要があるので小児歯科医などに処置の時期を決めてもらいましょう。
骨のなかにある永久歯やその神経を傷つけてしまう恐れがあったり、低年齢すぎると処置がむずかしったりするときもあります。
6〜7歳で永久歯に生え変わる時期を迎えてから抜歯を行うときもありますので、生え変わる以前に発見したら小児歯科医と一緒に経過を見守るようになります(^_^)
過剰歯の種類や呼び方
・正中過剰歯
上の前歯の間や裏側から出てくる過剰歯。もっとも多く見られる症例。
・順正過剰歯
正常な歯と同じく、口の内側にむかって生えてくる過剰歯。
・逆生過剰歯
正常な歯と逆向きに、口の内側から遠ざかるように生えてくる過剰歯。
・水平埋伏歯
真横を向いて生えてくる歯。
過剰歯自体が邪魔になって永久歯が正しく生えるのを阻害する場合があります。
上顎の前歯2本の間で過剰歯が見つかる「正中過剰歯」がこのケースに該当します。
歯科検診などで、過剰歯かもしれない.と言われた方は、ぜひ、当院にお越しください!
最善を考えていきましょう!