こんにちは!!
●歯周病はタバコ病の一つ
歯周病の最大のリスクは喫煙です!!
タバコががん・心臓病・脳血管の病気など、命に関わる病気の原因になることはすでに知られています。歯周病にとっても、喫煙はもっとも大きな危険因子です!!
喫煙が歯と歯ぐきを救います!
全身も!!
タバコを吸うとまず直撃するのがお口の中です。歯と歯ぐきにニコチンなどの有害物質が悪影響を与えます。カラダの抵抗力を弱めたり、末梢の血管を収縮させて、歯ぐきの血液循環を悪くしたりします。また、タール(いわゆるヤニ)が歯にこびりついてしまうと、歯みがきでは簡単に取ることができず、歯垢がつきやすい環境になってしまいます。
そのため、歯周病になりやすくて治りにくくなります。
歯と歯ぐきのために、全身のために、周囲の人のためにも禁煙しましょう!!
ヘビースモーカーだと
歯周病に5倍以上なりやすい!!
1日あたりの喫煙本数の歯周病の関係
タバコを吸わない人を1たした場合の歯周病になりやすさ
吸わない人 → 1
9本以下 → 2.79倍
10本以上 → 2.96倍
20本以上 → 4.72倍
21〜30本 → 5.10倍
31本以上 → 5.88倍
知らないコワイ
女性のカラダと歯周病
女性と歯周病の関係は、妊娠・出産・閉経後に増える骨粗鬆症(こつそしょうしょう)などが深く関係していることがわかってきているそうです。
歯周病菌が妊娠
出産時にも悪影響?
妊娠中は、つわりなどで歯みがきが難しくなりがちです。なので、歯茎の炎症が起こりやすく、歯周病になってしまう人が多くなります。
さらに、妊婦さんが歯周病になってしまうと、お腹の赤ちゃんが小さく産まれたり、早産となるリスクが高まることが知られています。これは、歯周病の炎症で出てくるプロスタグランジンなどの物質が胎盤に影響するためであると考えられているそうです。
妊娠中は自分自身のためだけではなくて、産まれて赤ちゃんのためにも十分に気をつけていきましょう!!
【更年期の女性は要注意!!】
【骨粗鬆症と歯周病は相互に関係あり!!】
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは
骨の密度が減ってしまいスカスカになって骨折しやすくなる病気です。
とくに女性に多くて、閉経後の女性ホルモンの低下が主な原因となっています。骨粗鬆症の人が歯周病になってしまうと、歯槽骨(骨を支える)が急速にやせていってしまいます。
また、歯周病で歯を失うと噛む力が衰えてしまい食事によって得られるカルシウムも不足することになって、さらに骨を弱くさせてしまい悪循環を招きます。
妊娠中・更年期以降など
女性も歯周病に要注意です!!
お困りなことや質問などありましたら、ご気軽に当院までお問い合わせください。