こんにちは!!
皆さんは、『麻酔』を打ったことはありますか?
『麻酔』と言われたら、注射するから痛いじゃん!!って思いませんか?
本日は麻酔についてお話したいと思います。
歯科医院で麻酔はいつ使うのか?
●虫歯をとる
●歯を抜く
●歯の神経をとる
●被せものを作るために歯の形を整える
●歯肉の深いところにある歯垢をとる
麻酔の種類は、表面麻酔・浸潤麻酔・伝達麻酔です。
表面麻酔
歯科の麻酔薬を歯ぐきに塗って、表面の感覚を麻痺させる方法です。
歯自体を麻酔するためには、浸潤麻酔・伝達麻酔といった注射がどうしても必要ですが、表面麻酔を塗った後で注射をすると「痛みをとるための麻酔が痛い」が楽になります。
浸潤麻酔
痛みをとりたい部分の歯肉に麻酔薬を注射する、いわゆる歯科の麻酔です。
多くの患者さんから嫌われている不人気度の高い処置の一つですが、細くて切れの良い針が開発されて、また麻酔薬の温度管理にも気を配ることで以前よりはるかに痛くない注射になっています。
当院では、オーラ注という麻酔薬を使用しております。
歯科で一般的に使用されている麻酔薬で、【アドレナリン】を含めます。
アドレナリンには血管収縮作用があるため、麻酔の効果時間を延ばしたり、出血を少なくしたりする効果があります。
伝達麻酔
主に親知らずを抜くとき(特に下の歯を抜くとき)に使用します。
神経が枝分かれする前のおおもとの部分に注射をするので、より広い範囲に麻酔が行き渡ります。特に下の歯は骨に厚みがあって、密度も高いため麻酔を行き渡らせるのが難しいので、伝達麻酔が使用されることが多いです。
過去に麻酔して気分が悪くなられたことがある方はお声かけください。
麻酔した後はご注意ください!!
麻酔した後は、皮膚感覚が鈍感になってしまうので、食事の際に唇・粘膜を噛んでしまったり、噛んでしまったことに気付かないことがあります。飲食については、麻酔が切れてからし
ていただいた方が良いです!!
個人差やどのくらい麻酔を使用したのかにもよりますが、2〜3時間ほど様子をみておいてください。
また、熱い飲み物なども火傷をしていても気づかないことがありますので、熱い飲み物などは麻酔が切れるまではお控えください。
血液の血行を促進させてしまうのでアルコールの摂取についても麻酔が切れるまではお控えください。
お困りなことや質問などありましたら、ご気軽に当院までお問い合わせください。