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『口内炎』についてお話しします(続3)


こんにちは!!

『口内炎』のお話の続きです。

皆さんは口内炎ができてしまったらどのように対処していますか?
●市販薬を使う
●医療機関を受診する

【医療機関を受診する】場合は
一般的に口内炎は耳鼻咽喉科が専門と言われていますが、歯科(口腔外科)、耳鼻咽喉科、内科、皮膚科でも受診できる場合があります。
治療方法としては主に受診時の症状を軽減するための対症療法となります。
通常の口内炎の場合は、ステロイド剤を含むお薬を塗るなどして改善を図ります。原因がはっきりしているヘルペス性口内炎やカンジダ性口内炎の場合は抗菌剤やウィルスの増殖を抑えるお薬を使います。

病院(主に歯科)によっては、レーザー治療を実施しているところもあります。口内炎のレーザー治療は炭酸ガスレーザーなどの熱エネルギーを患部に照射して、消毒・殺菌しながら痛みを和らげるという治療方法です。レーザー治療の特徴としては、痛みが少なく治りが早いということが挙げられます。費用は基本的に保険適用外のため病院によってさまざまですが、治療時間は約3分と短くて、副作用の心配もないことから小さな子どもや妊娠中の人も問題なく治療を受けることができるそうです。

早期の受診が良い口内炎の症状

口内炎はセルフケアで充分と考えている人も多いかもしれません。
しかし、2~3週間経っても治らない。または通常の口内炎とは様子が異なるなど、症状によっては他の病気である可能性も考えられます。
たとえば、一度治っても繰り返し発症する場合はベーチェット病、水疱が大量にできている場合は帯状疱疹や手足口病、歯肉がただれたようになっている場合は壊死性潰瘍性口内炎、天疱瘡、その他、白血病や舌ガンであることも考えられます。ただの口内炎だと思っても自己判断はせずに、できるだけ早くに医療機関で診てもらうようにしましょう。

他の病気が疑われる症状

●症状が改善しない状態が2週間以上続いている。
●口の中全体や唇などの炎症が広く進行している。
●口内炎の周囲が硬くなって出血がある。
●口内炎だけでなく、発熱や倦怠感がある。
●口内炎が何度もくり返しできやすい。
●複数の小さな口内炎が1カ所に集中してできている。

口内炎を伴う可能性がある病気は?

●ベーチェット病
●白血病
●バセドウ病
●大腸炎
●ガン
●糖尿病
●天疱瘡
●尿毒症 など

お困りなことや質問などありましたら、ご気軽に当院までお問い合わせください。

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