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歯磨き後のうがいも大切!


こんにちは!

ほほえみ歯科名古屋院 歯科助手です!

本日は、歯磨き後のうがいについて、お話ししていこうと思います(^_^)!

歯磨きの後、うがいは何回くらいしていますか???

しっかりうがいをする方が多いかと思います…!!

何回もうがいをしておいた方が、お口の中の食べかすや汚れが流れて歯も健康に保てるような気がします。

しかし、それは正しい方法ではありません( ; ; )

実はたくさんうがいをすることで、歯磨き粉の効果を得られなくなっている可能性があるのです!

むし歯はいわゆるむし歯菌が糖を食べて酸を作り、これが歯の成分である(ハイドロキシ)アパタイトを溶かすことにより起こります。

これを「脱灰」といいます!!

初期のむし歯では、脱灰したアパタイトが歯に戻る「再石灰化」と呼ばれる現象が起こります!

フッ素、正しくはフッ化物を含むアパタイトは再石灰化を起こしやすく、いったん歯に戻ると次には脱灰しにくいため、歯の表面が強いアパタイトに置き換わってむし歯に強くなります。つまり再石灰時にフッ化物がお口の中にあることが重要となります。

これがむし歯予防にはフッ素入りの歯みがき剤(ペースト、粉など)が良いといわれる由縁です…!

ところが歯みがきの後に何回もうがいをすると歯みがき剤に含まれるフッ化物が流れて薄くなってしまうのです( ; ; )

歯磨き後に汚れを吐き出した後の仕上げのうがいは、ごく少量の水で1回だけにして、しばらく飲食しないことにより再石灰化効果が高まると言われています!!

現在、国内で販売される歯磨き剤の多くは身体に安全な濃度ですので安心して使用できます!

予防の先進国であるスウェーデンでは、うがいをしない歯磨き方法が新常識になっています。

その方法を「イエテボリ法」と呼んでいます。

世界で、虫歯や歯周病が最も少ない国であるスウェーデンのイエテボリ大学で研究、発見されました。

その方法をみていきましょう!♫

  1. 歯磨き粉は2㎝程度つける
  2. 2分間全体に行き渡るまで磨く
  3. 泡や唾液だけを吐く
  4. うがいはしない
  5. 歯磨き後30分~1時間は飲食をしない

歯磨き粉を付けすぎるのも控えましょう。

泡に気を取られて磨き残しが出てしまい、本末転倒です。

また、12歳くらいまでは1㎝程度でよいです。

磨くのはいきなりではなく、なるべく歯の裏や奥歯まで全体に歯磨き粉をまんべんなく付けてから磨いていきます。

その後はうがいをしません(^_^)

どうしても気持ち悪ければ、10~15mlくらいの少量の水を含んですすぐ程度にしましょう。

効果を最大限に得るためにも、歯磨き後は飲食をしないのが好ましいです!

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