こんにちは!!
皆さん、きちんと歯磨きできていますか?
歯の健康は全身の健康につながっていきますので、しっかりお口の中のケアをしていきましょう!!
どんな病気に関わっていくのかをお話ししていきたいと思います。
まずは、【糖尿病】についてです。
糖尿病はどんな病気かご存知でしょうか?
糖尿病とは、インスリンの作用不足によって高血糖が慢性的に続く病気。
網膜症・腎症・神経障害の三大合併症をしばしば伴います。インスリンというホルモンの不足や作用低下が原因で、血糖値の上昇を抑える働き(耐糖能)が低下してしまうため、高血糖が慢性的に続く病気です。
糖尿病と歯周病は
深い関係にあります
糖尿病の患者さんは、高血糖状態が続くことによって歯周病菌による炎症をおこしやすくなってしまい、サイトカインのはたらきによって歯を支える骨が破壊される「骨吸収」が進みます。 逆に、歯周病があるとサイトカインが歯肉の毛細血管から血流にのって全身に運ばれて、インスリンの働きを悪くします。
●歯周病は糖尿病の慢性合併症のひとつです。
●歯周病の治療を行うと血糖コントロールが改善して、糖尿病重症化の予防につながる可能性があります。
●糖尿病の治療をされている方は、一度かかりつけ医、かかりつけ歯科医、かかりつけ薬剤師に相談してみてください!!
お口の中を確認しましょう!!
●歯磨きをすると、出血がある。
●朝起きると、歯肉に違和感がある。
●口臭について指摘された。
●歯肉が下がってしまい、歯が長く見えるようになった。
●体調が悪くなると、歯肉が腫れてしまう。
●歯の揺れを感じることがある。
高血糖によって、歯を支える骨の吸収が促進
↓
歯周病
歯茎の炎症によって血糖コントロールが悪化
↓
糖尿病
糖尿病になると・・・
歯周病のリスクがおよそ2倍になります!!!
●実際に、糖尿病になると歯周病におよそ2倍(1.2〜2.6倍)かかりやすくなると言われています。
●また、糖尿病にかかっていると、歯周病がより重症化しやすいこともわかってきているそうです。
歯周病によって
糖尿病が悪化する可能性があるそうです!!!
●糖尿病は喫煙と並んで歯周病の二大危険因子と言われています。
また、歯周病は糖尿病慢性合併症の一つでもあり、互いに深い関係があります。
●歯周病の細菌から出される毒素が歯肉を通って血管に入ってしまい、腫瘍壊死因子αの産生を促進します。
その結果、血糖値を下げるインスリンの効き目を悪くして、糖尿病を悪化させたり、糖尿病になりやすくなる可能性があります。
お困りなことや質問などありましたら、ご気軽にほほえみ歯科名古屋院までお問い合わせください。