こんにちは(^∇^)
今回は『口腔内写真』についてお話したいと思います。
■口腔内写真とは?
診査診断の材料となる口腔内の変化を示す写真資料である。
■なぜ撮る必要があるのか?
①診査診断で活用する。
②かかりつけ歯科医院として継続した変化を記録に残し管理する。
③患者に写真を提示して、モチベーション向上を図る。
■口腔内写真は何枚撮るのか?
5枚法とは噛んだ状態での正面、お口を開けての上顎の歯列、下顎の歯列、噛んだ状態での左右のかみ合わせの写真の計5枚をいいます。
5枚撮影するとお口の中の状態がほぼ観察することができます。
口角鈎という器具を使って、お口を広げて口腔内写真を撮ります。
口角や唇のところに引っ掛けて使います。
上顎、下顎の歯列を撮るときはミラーも使います。
苦しかったり、痛いと感じた場合はすぐにスタッフに知らせてください!!
■口腔内写真を撮る目的とは?
① 歯科医師、歯科医院のスタッフがお口の中の状態がより把握できるようにするためです。撮影された画像をしっかりと見ることにより様々な情報を得ることができます。
② 患者さんにご自身のお口の中の写真を見てもらって、治療への理解を深めてもらうことです。
レントゲンでは映らない歯並び方の状態、歯茎の状態、プラークコントロールの状態、歯の色調や形態を観察することができます(^∇^)
実際、自分のお口の中を見ることってあまりないと思います。今の自分の歯は何本あるのか、むし歯はあるのか、歯ぐきはどのような状態なのかなど画像をみてもらうことによって、ご自身のお口の中に対して関心も高まるかと思います(^ν^)
また、口腔内写真を用いて患者さんにより分かりやすい説明をしたり、治療の計画を一緒に相談しながら立てたり、術前、術後の違いを見て確認していただく時にも使用します。
口で説明されるより実際に写真で見てもらう事で理解しやすいかと思います(⌒▽⌒)
徐々に改善していく歯周組織の状態を客観的に比較し御理解して頂くために、レントゲン写真は当然のことながら、口腔内写真も重要な資料となります。
歯肉の色や形態、表面性状などを視覚的に再現することは不可能です。しかし、口腔内写真があれば、誰がみてもご自分の口腔状態がどのように変化したかは、一目瞭然です!!
写真はごまかしようがありません(^O^)
お困りなことや質問などありましたら、ご気軽にほほえみ歯科名古屋院までお問い合わせください。