こんにちは!
ほほえみ歯科 名古屋院歯科助手です!
本日は、NG(ナイトガード)についてお話ししていこうと思います!(^O^)
夜間の歯ぎしり・食いしばりに悩んでいて、歯医者に行って睡眠時専用のマウスピース「ナイトガード」を作ってもらおうかどうかで迷っている……!
そんな人のために今回は、歯科医師の視点からナイトガードのメリットとデメリットを解説したいと思います!(^O^)
歯を見れば歯ぎしり・食いしばりをしている、もしくは過去にしていたことは一目瞭然です…( i _ i )
しかしご本人に自覚がない以上、「歯ぎしり・食いしばりの痕跡があります」「いや私は歯ぎしり・食いしばりをしていない」という押し問答をするわけにもいきません…。
そこで第三の証人になってくれるのがナイトガードです!!
ナイトガードは強化プラスチックで作成されますが、歯ぎしり・食いしばりがあると少しずつ傷がつき、削れていきます…( i _ i )!
もし本当に歯ぎしり・食いしばりをしていないのなら、傷もつきませんし、削れることもありません!!
逆に言えば、傷や削れた痕跡がある=歯ぎしり・食いしばりをしているという証拠になるのです!
歯ぎしり・食いしばりの際に歯にかかる負荷は、自分の体重の2倍〜5倍とされています。体重が40kgでも80〜200kg、70kgなら140〜350kgです!!!!
一般的に食事の際の噛む力は10kg程度とされています。その何倍〜何十倍もの力が持続的にアゴや歯にかかるので、歯ぎしり・食いしばりが続けばどうしても歯が削れていきます…。
これを守るのが強化プラスチック製のナイトガードです。強化プラスチックは名前の通り強度に優れていますが、人間の歯よりも柔らかい素材です(人間の歯は鉄より硬い)
そのため歯ぎしり・食いしばりをしても、歯そのものが削れずにナイトガードが削れるだけで済むのです!
ナイトガードを装着すると、ナイトガードの厚みの分だけ噛み合わせが高くなるので、歯ぎしり・食いしばりの力を弱めることができると考えられています。
この仕組みを理解するには、一度アゴの力を抜いて、だらーんと口を開けてみるとわかりやすいかと思います。この状態でのアゴの筋肉はリラックスしています。
そこから徐々にアゴを閉じていくにつれ、筋肉に力が入っていきます。最終的に歯と歯ががっちりと噛み合ったところで一番力が入ります。
ここでナイトガードを歯と歯の間に差し込んでみます。すると厚みの分だけアゴが開き、リラックス状態に少しだけ近くなります。結果として歯ぎしり・食いしばりの力を弱めることができるというわけです…!
ナイトガードに興味がある方は是非、ほほえみ歯科名古屋院にお越しください(^O^)