HOME>ブログ>歯といびきの関係

ブログ

歯といびきの関係


歯といびきの関係

いびきと聞くと、一般的には睡眠の質や呼吸器系の問題が思い浮かびますが、実は歯や口腔の健康状態がいびきに影響を及ぼすこともあります。以下で、歯といびきの関係について詳しく解説します。

いびきの発生メカニズム

いびきは、睡眠中に空気の通り道である喉の部分が狭くなり、呼吸によって周囲の組織が振動することで発生する音です。この狭窄は、以下の要因によって起こります。

  • 舌の位置
    • 舌が後方に落ち込むことで気道を塞ぎ、いびきの原因となる。
  • 口腔内の構造
    • 口腔内や咽頭の形状によって、空気の流れが妨げられる。
  • 筋肉の緩み
    • 睡眠中、筋肉が緩むことで気道が狭まる。

歯といびきの関連性

1. 不正咬合といびき

  • 上下の歯の噛み合わせの問題
    • 不正咬合や歯並びの問題は、口腔内の空間や舌の位置に影響を与え、いびきを引き起こすことがあります。
  • 治療法
    • 矯正治療により咬合を改善することで、いびきの問題が解消されるケースも。

2. 口呼吸といびき

  • 口呼吸の習慣
    • 鼻呼吸ができないために口で呼吸する習慣がある人は、舌が気道を塞ぎやすく、いびきの原因となる。
  • 関連する歯の問題
    • 口呼吸は口腔乾燥や歯周病のリスクを高める。

3. 歯の欠損といびき

  • 歯の欠損
    • 複数の歯が欠けている場合、咬合のバランスが崩れ、舌の位置が後方に変わることがあります。
  • 対策
    • インプラントや入れ歯による補綴が有効な場合も。

いびき改善のための歯科治療

1. マウスピース治療

  • マウスピースの使用
    • 専用のマウスピースを用いることで、睡眠中の舌の位置を調整し、気道を確保する方法。

2. 矯正治療

  • 歯並びの改善
    • 歯並びや噛み合わせを整えることで、いびきの問題に対処することができます。

3. 歯の補綴

  • 欠損歯の補綴
    • インプラントやブリッジ、入れ歯により、適切な噛み合わせと舌の位置を確保。

生活習慣の改善

  • 正しい呼吸法
    • 鼻呼吸を意識し、口呼吸の習慣を改善する。
  • 体重管理
    • 適正体重の維持は、いびきの軽減に効果的です。
  • 睡眠姿勢
    • 仰向けで寝るといびきが悪化することが多いので、横向きで寝ることが推奨されます。

まとめ

歯や口腔内の状態は、いびきに直接的な影響を及ぼす可能性があります。不正咬合や歯の欠損、口呼吸などが原因でいびきが生じる場合もあり、これらの問題に対する適切な歯科治療や生活習慣の改善が、いびきの軽減につながることが期待できます。いびきで悩んでいる場合は、歯科医師や医師と相談し、多角的なアプローチで解決を図ることが大切です。

愛知県名古屋市港区当知2丁目1501番地
ポートウォークみなと1階
【 市バス地下鉄高畑8番のりば、八田駅1番のりばから
「当知住宅東」下車徒歩5、6分 】
【 市バス東海通4番のりばから
「当知中学校東」下車徒歩5、6分 】

診療時間
月火水
木金
9:00〜13:00/
14:00〜19:00

第1・3日曜日
9:00〜13:00/
14:00〜18:00

(第1・3を除く)
祝日
休診
teech

LINE相談