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定期検診を「行きたくなる」理由づくり


定期検診を「行きたくなる」理由づくり

歯科の定期検診が大切だと分かっていても、なかなか足が向かない。そんな方は多いのではないでしょうか。痛みがないのに歯医者に行くのは面倒、時間がない、費用がかかるなど、様々な理由で先延ばしにしてしまいがちです。しかし、定期検診には「行きたくなる」理由がたくさんあります。ここでは、定期検診のメリットを具体的にご紹介し、あなたが前向きに通いたくなる理由づくりをお手伝いします。

痛い治療から解放される

定期検診を受ける最大のメリットは、痛みを伴う大がかりな治療を避けられることです。多くの人が歯医者を嫌う理由は「痛い」「怖い」というイメージですが、実は定期検診に通っていれば、その痛い治療を受ける機会が激減します。

虫歯は初期段階では痛みがありません。定期検診で小さな虫歯を発見できれば、削る範囲も最小限で済み、麻酔が不要な場合も多いです。治療時間も短く、多くの場合1回の通院で完了します。一方、痛みが出てから受診すると、虫歯はかなり進行しており、神経を取る根管治療が必要になることもあります。この治療は複数回の通院が必要で、時間も費用もかかります。

つまり、定期検診は「痛くなる前に行く場所」であり、結果的に「痛い思いをしなくて済む場所」なのです。この発想の転換ができれば、定期検診へのハードルはぐっと下がるはずです。

お金の節約になる

「定期検診にお金をかけるのがもったいない」と考える方もいるかもしれません。しかし、長期的に見れば、定期検診は大きな節約になります。

定期検診の費用は、保険適用で3,000円から4,000円程度です。これを3ヶ月から6ヶ月に一度受けるとして、年間で6,000円から16,000円程度の出費です。一方、虫歯が進行して根管治療や被せ物が必要になった場合、保険適用でも1本あたり数千円から数万円かかります。さらに、歯を失ってインプラント治療を選択すれば、1本あたり30万円から50万円という高額な費用が必要です。

定期検診を受けている人と受けていない人では、生涯の歯科治療費に大きな差が出ることが研究でも明らかになっています。ある調査では、定期検診を受けている人の方が、70歳までの総治療費が平均で約50万円も少ないという結果も出ています。

つまり、定期検診は「将来の大きな出費を防ぐための投資」なのです。保険のように考えれば、決して高くない出費だと言えるでしょう。

時間の節約にもなる

忙しくて歯医者に行く時間がないという方もいるでしょう。しかし、定期検診にかかる時間は30分から1時間程度です。一方、虫歯が進行してしまった場合の治療は、何度も通院が必要になり、トータルで数時間から十数時間かかることもあります。

定期検診は予約制なので、待ち時間も最小限です。仕事の昼休みや、仕事帰りに立ち寄ることも可能です。最近では夜遅くまで診療している歯科医院や、土日も開いている医院も増えています。

さらに、定期検診を習慣化すれば、次回の予約を取ってから帰ることができます。「いつ行こうか」と考える手間もなく、カレンダーに入れておけば忘れることもありません。忙しい人こそ、定期検診を習慣にすることで、結果的に時間を節約できるのです。

歯がピカピカになる爽快感

定期検診では、専門的なクリーニング(PMTC)を受けることができます。これは、歯科衛生士が専用の機器を使って、歯垢や歯石、着色汚れを徹底的に除去する処置です。

毎日丁寧に歯磨きをしていても、歯ブラシでは届かない部分や、完全には落とせない汚れがあります。特に歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目、奥歯の裏側などは、セルフケアだけでは限界があります。プロのクリーニングを受けると、これらの汚れがすっきりと落とされ、歯がツルツルになります。

この爽快感は、一度体験すると病みつきになる人も多いです。「歯がきれいになる」「口の中がさっぱりする」という感覚は、美容院やエステに行ったときのような心地よさがあります。定期検診を「歯のメンテナンス」「自分へのご褒美」として捉えることで、前向きに通えるようになります。

口臭予防にも効果的

口臭に悩んでいる方にとって、定期検診は強い味方です。口臭の主な原因は、歯周病や舌苔、食べかすなどです。定期検診では、これらの原因を専門的に除去してもらえます。

歯石は細菌の温床であり、口臭の大きな原因です。歯石は一度付いてしまうと、歯磨きでは取れません。定期検診で定期的に除去することで、口臭を予防できます。また、歯科衛生士から正しい舌のケア方法や、効果的な口腔ケア用品についてアドバイスをもらうこともできます。

口臭がなくなると、人と話すときの自信にもつながります。仕事でもプライベートでも、コミュニケーションが円滑になり、生活の質が向上します。

全身の健康を守る

最近の研究で、口腔の健康が全身の健康に深く関わっていることが明らかになっています。歯周病は、心臓病、糖尿病、誤嚥性肺炎、認知症などのリスクを高めることが分かっています。

歯周病菌が血流に乗って全身を巡ると、動脈硬化を促進し、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まります。また、歯周病による炎症物質がインスリンの働きを阻害し、糖尿病を悪化させることも知られています。さらに、歯を失うと噛む力が弱まり、脳への刺激が減少して認知症のリスクが上がるという研究結果もあります。

定期検診で口腔内を健康に保つことは、これらの全身疾患を予防することにつながります。つまり、定期検診は単なる歯の検査ではなく、「全身の健康診断」としての側面もあるのです。健康寿命を延ばしたいと考えている方にとって、定期検診は欠かせない習慣と言えるでしょう。

自分の口腔状態を知る楽しさ

定期検診では、歯科医師や歯科衛生士から、自分の口腔内の状態について詳しい説明を受けることができます。虫歯のリスク、歯周病の進行度、歯磨きの癖、改善点などを教えてもらえます。

この「自分の口の中を知る」ということは、意外と楽しいものです。健康診断で数値を確認するのと同じように、自分の口腔内の状態が良くなっていることを実感できると、モチベーションが上がります。「前回より歯ぐきの状態が良くなりましたね」と褒められると、嬉しいものです。

また、最新の口腔ケア用品や、効果的なブラッシング方法など、有益な情報も得られます。これらの知識は、日々のセルフケアの質を向上させ、より健康な口腔環境を維持することにつながります。

歯を長持ちさせる

人生100年時代と言われる現代、自分の歯を一生使い続けることは、生活の質を大きく左右します。自分の歯で美味しく食事ができることは、何物にも代えがたい幸せです。

定期検診を受けている人は、80歳になっても多くの歯を残している傾向があります。日本では「8020運動」として、80歳で20本以上の歯を残すことが推奨されていますが、定期検診を受けている人の達成率は、受けていない人の約2倍というデータもあります。

自分の歯を長く保つことができれば、入れ歯やインプラントの必要性も減り、経済的にも精神的にも楽になります。定期検診は、「将来の自分への最高のプレゼント」なのです。

まとめ:習慣化が成功の鍵

定期検診を「行きたくなる場所」にするためには、視点を変えることが大切です。「嫌々行く場所」から「自分のために行く場所」へ。「お金と時間がかかる場所」から「お金と時間を節約できる場所」へ。

最初の一歩を踏み出すのは勇気がいるかもしれません。しかし、一度行ってみれば、そのメリットを実感できるはずです。そして、定期検診を習慣化することで、健康で美しい口元を維持し、生涯にわたって豊かな食生活と笑顔を楽しむことができるのです。

今日から、定期検診を「行かなければならない場所」ではなく、「行きたい場所」として捉えてみませんか。あなたの歯と全身の健康のために、ぜひ定期検診を習慣にしていきましょう。

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