こんにちは!!
皆さんは歯医者さんに行って、虫歯治療終わった後や被せ物をつけた後、先生に「噛み合わせ見るので噛んでください」って言われたことありますか?
その時に噛み合わせを確認するときに使用する赤や青の『咬合紙』です!!
今回は、『咬合紙』についてお話したいと思います(⌒▽⌒)
咬合紙とは何か?
歯の噛み合わせを確認する時に使うものです。
どういう使い方をするのか?
噛んだ歯の部分にカーボンのインクが付くことで、噛み合わせで接触している部分と接触していない部分を確認することができます。
咬合紙は赤と青の2種類の色があります。
用途に応じて、使い分けをしてします。
赤を使うことが多いと思われます。
赤色の咬合紙→カチカチと噛んだ状態
青色の咬合紙→左右でギリギリさせたときのの状態
を比較して、噛み合わせがズレている位置を見極めます。
歯が湿っていても印記できる咬合紙、唇や指に色が付かない咬合紙、フィルム製で数回使いまわせる咬合紙、噛んだときの圧力によって色の濃淡が分かる咬合紙など、様々な種類が用意されています。
咬合紙を使う上で注意すること
咬合紙の厚さに注意です!!
咬合紙には、10μmから100μmまでの厚さがあります。
最初は厚い咬合紙で噛み合わせを調べてから、次第に薄い咬合紙で噛み合わせを調整した方が精度の高い噛み合わせになるそうです。
最初から薄い咬合紙を使って、噛み合わせを調整していく場合もあるそうです。
【頭をおこした状態でカチカチ】
頭が起きた状態は自然頭位という位置になって、人間にとって適切な顎の位置を再現できます。
【治療台を水平にたおしてカチカチ】
診療台を水平に倒した状態で噛むと、顎が後下方へ移動します。
頭全体の重力によって顎が落ちてくるためです。
正常の位置よりも、約800μmほど下がると言われています。
咬合紙で噛み合わせを診る時の姿勢
患者様の体や頭の向きによっても噛み合わせ位置が変わります。
そのため、咬合紙で噛み合わせをチェックする場合は診療台を垂直にして頭を起こすか、顎の位置がずれない程度にヘッドレストや診療台を倒して、調べる方法がいいそうです。
背板は25度、ヘッドレストは35度くらいの角度が良い言われています。
もちろん、患者様によって身長や体型、首の長さなどが違うため個人差はありますが、その点も合わせて考慮が必要です。
お困りなことや質問などありましたら、ご気軽にほほえみ歯科名古屋院までお問い合わせください。