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人と違う動物の歯


こんにちは♫
ほほえみ歯科名古屋院の歯科助手です!

今日は、動物の歯についてお話します!

イヌはもともと肉食なので,異形歯性の歯の特徴がよくでています。上あごは
・切歯3
・犬歯1
・前臼歯4
・後臼歯2

下あごは
・切歯3
・犬歯1
・前臼歯4
・後臼歯3
で、左右あわせると合計42本の歯をもっています。
イヌはいろいろ改良されているので,歯の数が足りないイヌもよくいるしです!
イヌを飼っている人は数えてみるとおもしろいですね!ただ、咬まれないようにしてくださいね!!
そして、イヌは歯周病にはなりやすいけど,むし歯にはならないのです。

そして猫!

ネコは肉食動物ですが、イヌよりも歯が少なくて、上あごは切歯3,犬歯1,前臼歯3,後臼歯1,下あごは切歯3,犬歯1,前臼歯2,後臼歯1,合計30本です。
トラやライオンもネコ科の動物なので同じ歯を持っています。ネコよりも大きい動物なのに、猫と同じ歯を持っていると思うと、少し怖いですね!

そして牛!

ウシは草を食べるので、臼歯は上からみると、三日月がいくつも重なったシワシワな感じがします。
上あごは切歯も犬歯もなくて、前臼歯と後臼歯がそれぞれ3本ずつあります!
切歯がないので、歯ぐきが硬く歯床板いわれる状態になっていて歯の役目をはたしています。
下あごは切歯3,犬歯1,前臼歯3,後臼歯3ですが、犬歯は切歯とおなじシャベル状をしているので、切歯が4本あるようにみえます!
草をすりつぶして食べると歯がすり減るので、上あごも下あごも臼歯は年とるまでのび続けます!!
ヤギやキリンも同じなのです。
また、動物によって食べるものが違うので、食べ物によって歯の形も変わってきます。
たとえば、牛や馬などの草食動物は、主に植物を主食とします。
そのため、草をすりつぶすために平らな歯をしています!!
反対にトラやライオンなどの肉食動物は鋭く尖った歯をもっていますよね。

肉などをしっかりとかみ切れるようにこのような歯の形をしています。

ただ、ネズミやうさぎは歯が伸びていくのです。
聞いたことがある方もいるかと思いますが、ネズミやウサギ、カバなどの歯は一生伸び続けます。そのため、自分で歯を少しずつすり減らし、一定の長さに保っています。

ゲージの中にいるウサギが一生懸命ゲージを噛んでいる姿を見たことがある人もいるのではないでしょうか??
ウサギの歯は1日に0.5mmくらい伸びると言われています!

今回は少しいつもと違うお話をしましたが、歯に興味が出てきた方、いつでも当院でお待ちしております^ ^

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