みなさんこんにちは。ほほえみ歯科名古屋院です。
歯の健康を守るシーラントについてのお話をしていきます。
また、シーラントのメリットとデメリットについても詳しくお話していきます。
歯の健康は全身の健康に直結していますが、なかでも虫歯は多くの人が経験する一般的な問題です。虫歯の予防には様々な方法がありますが、特に「シーラント」と呼ばれる方法が有効であるとされています。この記事では、シーラントの必要性、その施術方法、メリットについて詳しくご紹介します。
シーラントとは？
シーラントは、主に奥歯（臼歯）の咬合面に塗布されるプラスチック素材の一種です。この咬合面には小さな溝があり、食べ物や細菌が容易に詰まってしまいます。シーラントはこの溝を物理的に封じることで、虫歯の発生を予防します。
なぜシーラントが必要なのか？
高い予防効果: シーラントを施すことで、細菌や食べ物の残りが歯に詰まりにくくなり、虫歯を効果的に予防できます。
子供にも適用可能: 乳歯や永久歯が生えたばかりの子供は、正確なブラッシングが難しく虫歯になりやすい。シーラントは、特にこのようなケースで有用です。
痛みがない: シーラントは非侵襲的な処置であり、麻酔や削る必要がありません。
施術方法
シーラントの施術は非常に簡単で、大体の場合、15分程度で完了します。
歯のクリーニング: 最初に対象となる歯をしっかりとクリーニングします。
歯の乾燥: クリーニング後、歯を乾燥させます。
シーラントの塗布: 専用のブラシや針でシーラントを咬合面に塗布します。
硬化: UVライトなどでシーラントを硬化させます。
メリットとデメリット
メリット
高い虫歯予防効果: 歯の溝を封じることで、虫歯のリスクが大幅に減少します。
費用対効果: 長期的に見れば、虫歯になることで発生する治療費よりも低コストです。
手間が少ない: 一度施せば数年間は効果が持続します。
デメリット
対象が限られる: 主に奥歯に適用されるため、前歯の虫歯予防には効果がありません。
持続性: 劣化や剥がれる可能性があり、定期的な点検が必要です。
まとめ
シーラントは、特に子供や虫歯が多い大人において有効な虫歯予防方法と言えます。痛みがなく、短時間で施術が完了するため、気軽に受けられます。ただし、効果は数年間と有限であり、定期的な点検やメンテナンスが必要です。虫歯のリスクを減らし、歯の健康を長期にわたって保つ手段として、シーラントの利用をぜひご検討ください。
