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虫歯が進行すると抜歯しなければいけない?


虫歯が進行すると抜歯する必要がある理由

虫歯が進行し治療が難しい状態になると、抜歯が必要になることがあります。虫歯の進行による抜歯の必要性、抜歯後の対処方法などを、わかりやすく解説します。

虫歯の進行過程

  1. 初期段階(エナメル質う蝕):
    • 表面に白い斑点が現れますが、痛みはほとんどありません。
  2. 中間段階(象牙質う蝕):
    • 虫歯がエナメル質を超え、象牙質に達します。冷たいもの、熱いもの、甘いものがしみるようになります。
  3. 進行段階(歯髄炎):
    • 虫歯が歯の神経(歯髄)まで到達。強い痛みを伴います。
  4. 末期段階:
    • 神経が死んでしまい、痛みが和らぐことも。しかし、感染が骨に達すると腫れや強い痛みが再発します。

抜歯の必要性

  • 重度の感染:
    • 歯髄の感染がひどく、根管治療での保存が困難な場合。
  • 歯の破壊:
    • 虫歯により歯が大きく破壊され、修復が不可能な場合。
  • 周囲組織への影響:
    • 感染が顎の骨や周囲の組織に広がっている場合。

抜歯のプロセス

  1. 診断と計画:
    • レントゲンなどの検査を通じて抜歯の必要性を確認。
  2. 局所麻酔:
    • 抜歯部位に麻酔を行い、痛みを感じないようにします。
  3. 抜歯:
    • 専用の器具を用いて、患部の歯を慎重に抜きます。
  4. アフターケア:
    • 抜歯後の指示に従い、適切なケアを行います。

抜歯後の注意点

  • 出血管理:
    • 抜歯後数時間は出血が続くことがあります。ガーゼで圧迫し、出血を抑えます。
  • 食事と生活:
    • 柔らかい食事をとり、抜歯部位を刺激しないようにします。
  • 痛みと腫れの管理:
    • 処方された痛み止めを適切に使用し、必要に応じて冷却します。

抜歯後の治療選択肢

  1. インプラント:
    • 抜歯した部位に人工の歯根を埋め込み、上に人工歯を装着。
  2. ブリッジ:
    • 隣接する歯を利用して抜歯部分に人工歯を固定。
  3. 部分入れ歯(パーシャルデンチャー):
    • 取り外し可能な入れ歯で、一部の歯を補完。

まとめ

虫歯が進行し、重度の感染や歯の大きな破壊が生じた場合、抜歯が必要になることがあります。抜歯は最終的な選択肢であり、可能であれば保存治療を優先します。しかし、抜歯後もインプラントやブリッジ、入れ歯などにより機能と審美性の回復が可能です。定期的な検診と適切なオーラルケアによって、虫歯の進行を防ぎ、健康な歯を保つことが重要です。

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