こんにちは♫
ほほえみ歯科名古屋院歯科助手です!
今日は、歯科治療の歴史についてお話ししします!!
みなさんは少しでも歯科治療について、興味を持ったことはございますか?
私は歯科医員で勤めているので、毎日歯を見ているのですが、気になることがたくさんあります!
まず、古代ローマ時代、虫歯の原因は「歯の悪魔」と呼ばれていました。
また、虫歯とは一生付き合っていく問題だったようで、治療は「りんごを噛む」「焼いた鉄で患部を触る」「ネズミを食べる」
だったようです…。
今では到底考えられない予防方法たちですね!
中世には、旅をしながら歯痛に苦しむ人々の歯を抜く、「歯抜き屋」という職業の人たちが歯科治療を行なっていたのですが、技術的問題や術後感染による壊疽(えそ)により、歯科治療はいつも死因の上位だったようです…。
また、イタリア・ルネサンス時代には彫刻家などが、歯を削った穴に金などの「詰め物」をする技術を習得していたため、歯学が発展した時期でもあるようです!
近世になると、歯科治療が医療として確立される幕開けとなり、組合が結成されたり、大学では歯科医師の育成が始まり、独立した職業となったそうですよ〜!!
なんだか奥深いですね。
また、いまでは歯がきちんと揃い、白くてきれいな歯があると素敵!と思われていますが、1万2000年から、2500年ぐらい昔、日本列島で生活していた縄文人にとっては、まったく違っていたのです。
縄文人には、健康な犬歯を抜く風習がありました。縄文人時代後期には、成人男女の、ほとんどが歯が抜けており、にっこり笑うと、ところどころぽっかりと歯が抜けていて、暗い穴が見える…。それがいいなんて、、、とても不思議な感性です!
また、縄文人の歯の状態はというと…
歯並びはよいのですが、年齢以上に噛み合わせ部分のすり減りが激しくなっていました。
その中でも原因は、砂混じりの硬い食べ物を食べていたことと、動物の皮をなめすときや、樹皮を噛んで繊維を得る作業のときに、道具として、歯を大いに活用していたからなのです。
縄文人の虫歯発生率は8.2%!意外と多いですね〜。
この時代でも、今でも共通して言えることは、定期的に歯をきれいにしないと、あっという間にボロボロになってしまうという事です!
今はたくさん美味しいものがあります♫
美味しいものを満喫できるように、歯を大切に生活していきましょうね!
ほほえみ歯科名古屋院のスタッフ全員にそのお手伝いをさせてください^ ^