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歯周病とからだの病気


こんにちは!
ほほえみ歯科名古屋院の歯科助手です。
皆様、歯周病という病気聞いた事あるかと思います。簡単にご説明しますね。
歯周病とは、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患で歯の周りの歯ぐき(歯肉)や、歯を支える骨などが溶けてしまう病気です。
歯磨きの不十分さや不規則な食生活などが歯垢の増える原因となります。

お口の中の病気という認識だと思いますが、全身のさまざまなところに影響を及ぼす病気なんです!!

①歯周病と心臓病

歯周病原因菌が心臓の血管をつまらせ、心臓の血管の細胞を障害を及ぼすことがアメリカの研究で明らかになりました。動脈硬化症や大動脈瘤にかかった細胞を検査しますと、多くの歯周関連の菌が見つかっています。

②歯周病と糖尿病

糖尿病の患者さまとは、血液が高血糖になり、毛細血管がもろくなります。
糖尿病でない患者さまと比較した場合、毎日のお口のケアを怠ると、歯肉炎を起こしやすくなり、そのまま放置すると重度の歯周病になりやすいと報告されています。ですから高血糖の方は食事制限がかかってしまい、『ちょこちょこ食い』という少量に分けて何度も食事しなければなりません。その為、歯周病更には虫歯にもなりやすくなっています。
食べる回数が多いと口腔内で作り出す酸がなかなか減らず、お口の中が酸性になってしまっているので虫歯の大好物となってしまいます。

③歯周病と肺炎

厚生労働省より、高齢者(65歳以上)の死亡原因の第1位は肺炎と報告されています。
肺炎の中でも
口の中の細菌が肺に入り込み炎症を起こす肺炎を誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)
嚥下性肺炎(えんげせいはいえん)といいます。
高齢になると、食べ物を飲み込むための喉の筋力が落ちてしまい、本来食道に入るものが気管支に入ってしまうことがよくあります。ゴホゴホと風邪ではなく咳が出てしまう症状がよくあります。
誤嚥性肺炎を起こした患者さまの肺からは、歯周病原因菌がよく見つかります。ですから歯周病と肺炎に強い関連性があるとされています。

④歯周病と骨粗しょう

骨粗しょう症の患者さまとそうでない患者さまと比較した際に歯を支えている骨の減少(歯槽骨吸収)が早く、歯周病の進行が早いと言われています。
また、歯周病で歯を失うことにより、食べ物を噛む力が弱まりバランスよく食事することが難しくなるなる為、身体全体の骨密度が低下し悪循環が起こりやすいくなります。

他にも早産やバージャー病なども関係性が高いと言われています。
歯周病は、お口の中で唯一の生活習慣病であり、全身の健康と深く関わっているということをお分かりいただけたのではないでしょうか。
互いの症状を悪化させてしまうこの病気は、片方だけ治療としたとしても……
良い結果は得られません!!

ですから、痛みや症状がないからといっていてはいけません!
定期的な歯のお掃除は大変将来に影響してきますので早期対応できるよう日頃から話しやすい病院、歯科、を選んでおいてください。
チーム医療!と言われるこのご時世なのでほほえみ歯科名古屋院ではいつでも寄り添えるご対応を整えております。
いつでも身体健康が1番です♡

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