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歯ブラシの歴史


こんにちは!!

皆さんはどのような歯ブラシを使っていますか?
歯ブラシにはさまざまな種類や形があります。
また、歯ブラシには歴史がありました。

今回は『歯ブラシ』のお話をしていきたいと思います。

歯ブラシとは歯を磨くために使う小さなブラシです。自然の歯、または入れ歯を磨くときに使います。
漢字では『歯刷子』と表記するそうです。
口腔衛生ケアに用いられる用具の一つです。

歯ブラシ、電動歯ブラシ、歯間ブラシがあります。歯ブラシだけでは歯の表面の50%にしか届かないため、別途でデンタルフロス・歯間ブラシなどの併用が口腔ケアには必要です!!

歯ブラシの形状・種類

一般的な歯ブラシは、柄の先端の片側に数十本ごとに束ねられた繊維が複数植えつけられています。その摩擦によって歯垢などの汚れを落としていきます。
歯ブラシは先端から植毛部、頚部、把柄部の3つの部分からなっていて、さらに植毛部の上方をつま先、下方をかかとと言うそうです。繊維の束は列状に配置されており、一般的な3列植毛のほか、6列植毛、5列植毛、4列植毛、2列植毛、1列植毛のものもあります。
毛先の形状にはラウンドカット毛と超極細毛があります。
毛切りには平切りのほか山切りなどもあります。

歯ブラシの歴史

少なくとも紀元前3500年のバビロニアでは木の枝から作った歯木を使用していたそうです。それがインドやギリシャでも習慣が普及して、各々の土地にあった木が用いられました。
中国では歯木に楊柳の枝を用いたことから楊枝(ようじ)となったそうです。
これは爪楊枝ではなく房楊枝と呼ばれるもので、細い木の枝をブラシのように一方の端を噛み砕いて使用しました。インドなどの仏典に釈迦が歯木を使って地に投げたところたちまち根づいて大木となった話や弟子に歯木を使わせる記述があり、当時既に歯木が使用されていたことがうかがわれます。
日本でも歯ブラシが一般化するまでは房楊枝が一般的に歯磨きに使用されていたそうです。

歯ブラシするときは気をつけて!!

お子さまが口に箸・棒等をくわえたまま転倒や衝突などで口腔内の軟組織が受傷することがあります。
その原因の第一位が歯ブラシです。
30%以上であると報告されているそうです。歯ブラシの形態から症状は軽微なことが多いですが、重症ないし重症となる危険性の高い症例の報告も多くて、保護者による危険性の認識や監視の必要性が指摘されています。

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