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『癌(がん)』についてのお話


こんにちは!!

少し前に『癌(がん)』についてお話したと思います。
今回は、舌にできるがん『舌がん』についてお話したいと思います。

舌がんとは何か?

舌にできる癌(がん)で、口腔がんの1つです。 舌がんは、鏡を使って患部を自分で見ることができるがんです。 舌の両脇の部分にできることが多くて、舌の先端や表面の中央部分ではあまりみられません。 舌の裏側などの見えにくい場所にできることもあります。

通常、自然治癒することはなくて、進行するにつれて症状が悪化していきます。

はっきりとした原因は明らかになっていないそうです。

危険因子として

・喫煙や飲酒による化学的な慢性刺激に加えて
・虫歯や合わない詰め物
・極端に傾いた歯などによる機械的な慢性刺激
・お口の中の不衛生な状態など

また口の中にできる粘膜病変が経年により癌化することもあります。

初期症状は?

舌がんも含め、初期の口腔がんでは、痛みのようなはっきりとした症状はあまり見られないそうです。
・舌や口の中の粘膜の変化
(色が白く変化したり、赤みが強くなる、ただれる、ザラザラしたり、しこりを感じるなど)

これらは口腔がんだけに特徴的な症状ではないため、がんかどうかを見極めるのは非常に困難です。

こんな症状は注意してください

・口内炎が2週間治らない
・噛んだ傷、抜歯した傷がなかなか治らない
・原因不明の歯のぐらつき
・入れ歯が痛み、腫れがあって合わない
・歯が浮く感じがある
・ただれ、しこり、腫れ、できもの、出血など

セルフチェックの方法

・明るい光の下で鏡を使ってみましょう!!
・入れ歯は外してから、見るようにしてください。

①口腔がんの約半数は舌にできます。

まず、舌を出してみましょう。
まっすぐ前に出ますか?

②つぎに舌を横に出します。

舌がんのほとんどが舌の横にできるので一番大事なチェックです。

③反対側も見ます。

舌の根の付け根をしっかり見てみましょう。

④次は歯肉(歯ぐき)、口の粘膜を見ます。

しこり、出血などはないですか?

⑤人差し指で唇を開いて、上と下の歯肉(歯ぐき)口の粘膜を見ましょう。

⑥そのまま大きく開いて頬を見ます。

⑦下の歯の裏側も見ます。

⑧ 舌を上に挙げて裏側を見てみましょう。

見落としやすい場所です。

少しでも、違和感や異変などありましたら、歯科医院に連絡して受診するようにしてください。

お困りなことや質問などありましたら、ご気軽にほほえみ歯科名古屋院までお問い合わせください(^O^)

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