ほほえみ歯科名古屋院 歯科衛生士です。
皆さん、ハミガキしてますか?してますよね。
患者様からよくお聞きする質問ですが、「ドラッグストアに行ってハミガキのコーナー見ても、たくさんあるからよく分からない。どれが自分にあうの?」です。
たしかに、たくさんの歯磨き粉、歯ブラシ、歯間ブラシ、フロスなど。
ズラーッと並んでいる中から選ぶのは時間もかかりますし、どれも良い物だから選びきれませんよね!
そんな時にはぜひ、かかりつけの歯科医院で聞いてみてください。
特にメンテナンス(治療がすべて終わり、定期的に検診を受けることです)を担当している歯科衛生士は、もしかしたら患者様自身より、その方のお口の状態を把握していかもしれませんよ。
自分が虫歯になりやすいのか、もしくは歯周病になっているのか。
歯磨き粉を選ぶときの目安になります。
(年齢によってなりやすい病気が違うので。ご家族で共有するより、それぞれの年齢に合わせた物にすると、本当はいいのですが。難しい場合は、歯周病と虫歯の双方に効果がある歯磨き粉もありますよ!)
小さい歯ブラシがいいのか、歯ブラシの毛の硬さは普通か柔らかめか。
歯茎の状態により、毛の硬さは選び方が変わります。
また、歯ブラシのヘッド(毛がある部分です)の大きさは、やはり個々のお口の状態によって、選ぶ物が異なります。
歯と歯の隙間が広いのか、狭いのか。
歯間清掃用具(歯間ブラシ、フロス)を選ぶ基準になります。
歯と歯の隙間があまり広くないのに、ムリヤリ歯間ブラシを入れて、歯茎を傷つけてしまわれた患者様にお会いしたことがあります。
その方は、テレビで歯ブラシだけでは歯垢が取り切れず、歯間ブラシを使うよう説明していたのを観て、がんばって使われていたそうです。
せっかく磨くのであれば、ハミガキの効果を最大に引き出すよう、歯ブラシや歯磨き粉、補助清掃用具を選ぶことは、実は大切な選択になります。
ご自分のお口をよく観察していただいてから、ドラッグストアにてお口にあいそうな物を選ばれるのも、いいかもしれませんが。
ですがここはやはり、歯科医院をうまく利用していただき、お口の状態にぴったりなハミガキグッズを見つけてみるのは、いかがでしょうか?
当医院でも、歯磨き粉、歯ブラシ、歯間清掃用具などを各種取り揃えています。
何を選んだらいいのか悩まれるようでしたら、お気軽に歯科衛生士までお声をかけてください。
よろしくお願い致します。