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歯科衛生士について


こんにちは、ほほえみ歯科名古屋院 歯科衛生士です。

医院に来られる患者様から、「お姉さん」、「看護婦さん」、「いつもの人」、「さっきやってくれた人」などなど。私達は色々な呼び方をされます。
まだまだ歯科衛生士という職種は認知度が低いのかな?と思います。
そこで今回は、私達 歯科衛生士について簡単に説明をさせていただきます!

歯科医院には、歯科医師、歯科助手、歯科衛生士などが勤務していますが、当医院ではスクラブ(半袖で首元がVネックとなっている、医療用白衣のこと)の色が職種により違います。
歯科医師は水色、歯科助手は黒、そして歯科衛生士はピンクです。

さて、見分けがついたところで歯科衛生士のことを更に詳しくご説明しますと、歯科衛生士になるには、厚生労働省が実施している歯科衛生士国家試験に合格しないとなることができません。
受験資格は、大学の歯学部口腔保健学科、短大の歯科衛生学科、専門学校などの養成施設を卒業すると得ることができます。
国家試験の試験科目は、人体(歯・口腔を除く)の構造と機能、歯・口腔の構造と機能、疾病の成り立ち及び回復過程の促進、歯・口腔の健康と予防に関わる人間と社会の仕組み、歯科衛生士概論、臨床歯科医学、歯科予防処置論、歯科保健指導論及び歯科診療補助論です。
↑つまり、お口に関わることを勉強し、その内容が国家試験で出題されます。

仕事の内容ですが、医師の診療を看護師が補佐するのと同様で、歯科医師の治療を補佐する「歯科医院の看護師」が、歯科衛生士だとかんがえてください。
歯科衛生士は、歯科医師の指示によって歯石を除去したり、フッ素化合物を塗ったりして、虫歯や歯周病などの予防処置を行います。

また、患者様に歯の磨き方を指導するなど、歯の健康指導も歯科衛生士の大事な仕事の一つです。
歯科医師が治療しているときは、患者様の横で、器具の受け渡しなど歯科医師の補助をしながら、患者様の状態に気を配ります。治療器具の洗浄や薬の管理、治療後の後始末なども行います。

これら3つの役割を、それぞれ「歯科予防処置」「歯科保健指導」「歯科診療補助」と呼び、歯科衛生士の代表的な仕事です。
ほとんどの歯科衛生士は診療所(歯科クリニック)で働いていますが、病院で働いている人もある程度います。また、その2つの医療機関とは別に、市区町村、介護施設、保健所で働く人もいます。
介護施設では、老人ホームをはじめとした入居型の施設で、入居している利用者様の口腔ケアを担当します。食事の様子に不自然なところがないか、口の中に傷や汚れがないか、専門的な立場からチェックをします。もちろん、歯科医師の治療の手伝いを行うこともあります。
保健所では、地域住民の歯の健康を守るため、歯科検診やむし歯歯予防教室、歯科相談室などを実施しています。
そう、実は色々な所で歯科衛生士は活躍しているのです。

働く場所は違えど、お口の健康を守るために頑張っています!見かけたら、「衛生士」さんて呼んで下さると嬉しいです!

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